イメージ

Blogブログ

2025.11.27

歯周病と認知症の関係

歯周病は50歳代以上の約80%がかかっている疾患です。

ギネスブックでも世界中で一番感染者数の多い感染症として、認定されています。

近年、歯周病と認知症の関連は注目を集めています。2020年に九州大学等の研究チームが、歯周病菌が体内に侵入し、認知症の原因物質が脳に蓄積して記憶障害が起きてしまう仕組みを解明しました。

認知症の約7割を占めるアルツハイマー型認知症は「アミロイドベータ」などの異常なタンパク質が、長年少しずつ脳に蓄積することが原因で発症するといわれてます。

歯周病菌が原因で、アミロイドベータが脳へ蓄積する速度を速めてしまうことが、近年の研究でわかりました。

歯周病菌がアミロイドβの蓄積を促進するメカニズムや、歯周病の重症度と認知機能低下の関連性が歯周病と認知症の関連性に関する論文で示されています。

歯周病菌が炎症を引き起こし、それがアミロイドβを脳に蓄積させたり、マクロファージを介して脳内のアミロイドβ生成を促したりする仕組みが解明されています。

口腔ケアをきちんと行うことで、認知症リスクが低くなるという疫学研究の結果も報告されています。

成人で歯を失う原因の中でも、最も多いのが歯周病です。

歯が抜けている本数が多いほど認知症を発症しやすいことも研究結果でわかっています。

正しい歯周病の治療や予防で、認知症の発症や進行を遅らせることができる可能性があります。

歯周病菌はアルツハイマー型認知症だけでなく、糖尿病や誤嚥性肺炎を引き起こすリスクがあることも研究結果も報告されています。

認知症を予防する方法や薬の開発も望まれますが、まだ見つかっていません。

毎日の正確な歯のブラッシングと定期的なクリーニングや歯科検診によって、認知症を予防しましょう!

磨きにくいとこのブラシのあて方など、わからないことがありましたら、ご相談くだされば、やさしい先生や衛生士さんが丁寧に教えてくれますので、是非質問してみてくださいね。